俺がエースだ

エース。言うまでもなく自軍にとって最高のピッチャーであり投手陣の軸となる存在であります。
開幕投手は当然。ローテーションは彼を中心に組みたてられ、ファンはあたりまえの様に勝ちを求めチームが好調ならばその流れを止めることは決して許されずチームが不振ならばそれを救うためにマウンド上に仁王立ち。
そういう存在であります。
しかし、そんなエースにとって今年は受難の年といえるかもしれません。
各チームのエースの現状はこのような感じでして…(エース不在と呼ばれるチームは開幕投手をエースとしました)

パ・リーグ(5/16日現在)
ホークス   …斉藤  4試合 1勝 2敗 防御率8.14
ライオンズ  …松坂  8試合 3勝 4敗 防御率4.45
バファローズ …岩隈  8試合 8勝 0敗 防御率2.01
マリーンズ  …清水  8試合 2勝 4敗 防御率3.12
ファイターズ …金村  8試合 4勝 3敗 防御率4.38
ブルーウェーブ…具   5試合 0勝 4敗 防御率5.64
 
セ・リーグ(5/16日現在)
タイガース    …井川  7試合 3勝 3敗 防御率4.79
ドラゴンズ    …川上  7試合 5勝 2敗 防御率2.53
ジャイアンツ   …上原  6試合 2勝 3敗 防御率3.45
スワローズ  …ベバリン 6試合 2勝 2敗 防御率5.35
カープ      …黒田  7試合 3勝 3敗 防御率4.89
ベイスターズ  …三浦  7試合 2勝 2敗 防御率4.78
 
どいつもこいつも…(゜Д゜#) なんなんだこのていたらくは!もっとキリキリ投げんかい!
岩隈と川上以外はとてもエースとは言えない内容ですよ。
特に気になるのは日本のエースとも呼ばれるライオンズ松坂の不調です。
夏のアテネでの活躍が期待されるだけにまだ5月とはいえちょっと気にるところ。
そして昨年セパの最多勝にして20勝投手でもある斉藤と井川。この二人もヒドイもんです。防御率が8.14と4.79って20勝投手が泣けてきますよ。
そんなグダグダなエース達の中にあってやはり岩隈久志 (プロフィール)の活躍は素晴らしいの一言です。
特に最近の5試合はすべて完投、内ひとつが完封と内容も十分。
今後もこの調子で活躍してもらいたいもんです。そして他のエース達も本来のピッチングを取り戻して緊迫した投手戦を見せてもらいたいものです。
 
 
そういえばファンの間では岩隈がここまで完投してしまうのはカラスコに投げさせたくないから必至で完投しているというのがもっぱらの噂だったり…

バファローズの抑えの切り札…の予定だったハズがすさまじい炎上王となったヘクター・カラスコ(プロフィール)
4月末に一軍登録抹消となり最近一軍再昇格した試合ででさっそくこんな事件が…。
今後も彼の動きから目が離せそうにありません。