私ピンクのサウスポー

昨日に引き続き野球ネタですが気にしない方向で。
さて、五輪野球で予選、準決勝と二度にわたって日本チームに煮え湯を飲ませたオーストラリアチーム。その中でも特にやっかいだったのがジェフ・ウィリアムス
横に広いストライクゾーンと曲がるボール、そして国旗の力を得て伝家の宝刀スライダー(横方向の変化球)が冴えまくり日本チームの前に立ちはだかったのは御存知のとおり。
投手において左利きというのは大きな武器です。ましてやそれがサイドスロー(横手投げ)という変則投手ならばなおさらのこと。見慣れない軌道にパ・リーグの打者は多いに戸惑ったことでしょう。それは昨年の日本シリーズ、ホークス対タイガースの対決においても実証され、ウィリアムスはシリーズ中に打者13人に対し与四球1のみであとは皆殺しという完璧な内容でした。
そんな投球を見ていたホークスの王監督、“だったらウチも”と思ったか、オフシーズンに同じ変則左腕助っ人の獲得に乗り出します。
かくして一人の男が日本にやって来ました。
その名はグーリンリンゼイ・グーリン
・・・とてもプロ野球選手には見えないんですが。
キャンプやオープン戦の評価も低く、初登板時にはこんな記事まで書かれる始末。
しかし主力投手の故障によってローテーションに入るとあれよあれよというまに左の勝ち頭に。その容貌や謎の多い投球内容、奇妙なフォームから魔術師とあだ名されあっというまにパ・リーグファンのアイドルに。

解説のテンプレでこれだけ笑える選手も珍しいかと。(上のリンクが見られない場合はコチラをどうぞ(過去ログのミラー))
現在は打球を利き腕に受けた怪我(亀裂骨折)で治療中ですが回復が早ければパ・リーグプレーオフに登板の可能性ももしかしたらあるかもとのこと。地上波でパのプレーオフが流れるかどうかはわかりませんが、地上波でグーリンぁゃιぃ投球が見られる日が来る事を祈るばかりです。


(04/09/06 追記) 怪我は亀裂骨折ではなく、はく離骨折の間違いでした。すみません。
詳細な情報は  『8月14日の近鉄戦(福岡ドーム)で打球を左手に受け「左手第1中手骨のはく離骨折」で全治3週間と診断』 となっています。




ネタとか。

上の文中リンク(魔術師)のトップ。以前紹介しましたが新しくなったので。用語も大幅に増えてます。

Q2参照。つまり野球以外でサウスポーと言うのは厳密には誤用です。ちなみに左利きは英語でレフティー。 

こんなにあったのか。初日にロゴ変わったの確認してから見て無かったよ… いつもツールバーから検索してるし。

リクエストがあったので紹介(笑 自分はスーファミ版をやっていなくて思い入れがないのですが、ファンの方々はお気の毒です。






本日9月2日はトールキン教授の命日です。
31年前に西方に旅立たれた教授を偲びつつ著作の好きな部分をまた読んでみようかと思います。
そのうち指輪ネタで何か書きたいなぁ。