士道

大河ドラマ新選組!も昨日で最終回でした。


なんだかんだ言って一年間見つづけてしまいましたよ。
今までに無い近藤像もある意味新鮮でしたし、友の死とかの泣ける話もあったしなかなか楽しませてもらいました。ただやっぱコメディ色が強かった気がするのと源さんが死んだ時の謎のマトリックス演出だけはいただけませんでしたが…。


さて実は最終回の後に新撰組隊士のその後でも書こうかと思ってたんですが、本編終了後にキッチリ解説されてましたね。やっぱここらヘンは抜かり無いなぁと。
というわけで残されたもうひとつの謎、近藤の首の行方について書こうかと。


んで、自分もそのことについて明るくなかったのでネットで調べたんですけど近藤勇の墓って4つもあるんですな。

板橋と三鷹には胴体が。会津と岡崎には首が埋まってるという話みたいですが…
どうあがいても近藤は一人ですから半分はウソなワケで…
さらに首の行方については他の説もあるみたいです

もうこうなってくると墓でも暴かないかぎりハッキリしないでしょうけど。
個人的にはお墓ってのは遺体の有無よりも残された人々による、死者を弔いその霊を慰めるという気持ちの方が大事だと思いますので4つあってもまぁいいんじゃないかと。


京の治安維持の名目で志士を斬りまくった上に結局は敗者となった新撰組ですが、かと言って彼らが悪だったかと言われれば決してそうではないわけで、彼らは彼らなりの士道に殉じてその道を進んだにすぎません。革命なんてそんなモンです。
そんな数多の志士達がただ日本のためを思い活躍しそして消えていった幕末という時代はやっぱり歴史として見て非常に興味深い時代だったなぁなどと改めて思うのでありました。